
メンデルスゾーン「春の歌」は美しいメロディが特徴的な春のいぶきが聞こえてきそうな素敵な曲ですよね。
春の歌は「無言歌集」全8巻48曲あるうち、一番有名ではないでしょうか。いろんなところで聞く機会は多いと思います。
今回はそんなメンデルスゾーンの春の歌の練習動画を作って、アップロードしました。楽譜読みたくない人も、ドレミ付きなのでおすすめですよ!
春の歌(メンデルスゾーン)の簡単解説

春の歌の難易度は「D」です。難易度は「D」ですが…繊細な技巧と感性が要求される、見かけよりかは難しい曲なのです。
左手と右手が交差する、まるで追いかけっこをしている小鳥のさえずりのような。後半に行くにつれて盛り上がるところも感情の入りどころでしょう。
そんな「春の歌」は1842年メンデルスゾーン33歳のときに作曲されれました。
正式名
無言歌集 第5巻「春の歌」Op.62-6 U 161 イ長調
無言歌とは、ロマン派初期に自由な発想によって作られたピアノのための短い楽曲の名前なのです。言葉のない歌と言われていました。
メンデルスゾーンの無言歌集は、全8巻48曲。
それぞれに48曲すべてに名前があって、その名前を見てるだけでどんな曲なんだろう…って聞きたくなりますよね。
実はメンデルスゾーンが名付けたのはそのうちの5曲だけなんだとか!あとは出版社などがイメージで名付けたものだそうです。
こんなイメージじゃないんだ!なんてメンデルスゾーンが言ってるかもしれませんね。春の歌も”春”じゃなかったりして。
名前が長い
ヤーコプ・ルートヴィヒ・フェーリクス・メンデルスゾーン・バルトルディ
生きていくうえで土地を相続したときの名前とか、教会で洗礼を受けたときの名前とか、いろいろと名前を受け継いでプラスされていくのです。
そこからもメンデルスゾーン、ユダヤ系の敬謙なキリスト教徒ということがわかります。
ライプツィヒ音楽院
6歳のときにピアノを母から習いはじめ、神童と言われたメンデルスゾーン。
精力的に活動して34歳のときに、資金集めに奔走してついに、ライプツィヒ音楽院を開講し院長になりました。
ライプツィヒ音楽院、実は日本の滝廉太郎も留学し22歳のときに入学しているのです!つながりがあったのですね、なんかすごいです(病気の為2ヶ月で退学)
その後メンデルスゾーン38歳のときに、5歳年上の姉の死をきっかけに体が一気に弱ってしまうのですね。そして神経的に負担がかかり、そのまま亡くなってしまった…と言われています。
若いですよね、まだまだ教えることも、やることもあったでしょうに。
※ライプツィヒ音楽院は、現存のドイツの音楽大学
ノクターン(夜想曲)ゆっくりドレミ付き動画
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
楽譜を暗記して弾く人や、シャープが苦手!ってな人にも使えるおすすめ動画になっています。
春の歌はシャープ#が3つついてますが短いので、他の即興曲とかよりは…やさしいです。
こちらの動画は20%の速さで作っているので18分の動画になっています(実際は2分半くらい、あっという間ですね)
実は装飾音符がたくさんあって、そのタイミングが意外と難しい!画面を見ただけではわかりません。
なので右手と左手で色が別れて、見やすくわかりやすくしています。音符をどこまで伸ばすのかも、タイミング通りにすれば弾けるようにしました。こんな細かい動画他にはないですよ…
好きだからこそ時間をかけて作ったんですけど、丁寧に作っても再生されるかどうかは未定なんですよね(現実は残酷)
なのでみなさんの練習に役立ててくれると、わたしは報われるのです!
ピアノ経験者じゃなくても、熱意と時間さえあれば何とでもなるでしょう。ぜひ使用して春の歌マスターしてみてくださいね。
【まとめ】メンデルスゾーンの春の歌は人気曲
見るのも弾くのもステキな曲。メンデルスゾーンの人生を思い浮かべながら、美しいメロディを聞くとなんか身も心も満たされるんですよね。
もし弾こうかな~と思って調べてみて…大体の人は、弾かない理由を探すと思うんです。難しいなぁとか。それよりも、ぜひ前奏だけでも挑戦するとかしてみてください。
弾くのも聞くのもやめるのも自由なんです!がんばって。
少しでもこの動画いいね!って思ってくれた人は…ぜひチャンネルにも遊びに来てくださいね♪
youtubeチャンネル(moja music)
DQ FF Music(DQとFF特化チャンネル)
この楽器も演奏してる♪