
のだめが弾いた曲やクラシックは名曲ぞろいで、映像でも楽しめるアニメですね。もちろんギャグまじりのおもしろいシーンもあるので、笑いもあります。
アニメは約15年前で漫画は20年前と意外にも時がたっているんですが、いろあせない面白さが長く語りつづいている理由でしょう。
のだめが弾いたピアノ曲は、名シーンを語るのに重要な役割をしていますね。忘れたときは動画再生してどんな曲だったか聞いてみてください(youtube動画付きです)
好きなシーンや人気の場面もふりかえりつつ、のだめカンタービレの使用曲一覧を一緒に見ていきましょう!
のだめカンタービレ【第1期】の曲
千秋との出会いからはじまり、千秋がのだめの実家まで行って…ムキャ!なシーンまでが【1期】です。女性ならニヤけるシーンでしょう…
1期にのだめが弾いたピアノ曲をまとめてみました。
youtubeの動画付きなので、気になる曲があればぜひ再生してみてくださいね!
悲愴ソナタ
のだめと千秋ゴミ部屋での出会い
のだめ「フン~♪フン♪ねこのふん」
「かたい~フン~♪」
(こんな風に歌ってるんです、猫の硬いフンってw)
でのだめが階段を上ってきたら、家の前に酔いつぶれた大学で有名な千秋真一が寝ています。
のだめ「うわ~なんとか先輩!」
と感動しつつ、寝ている千秋(に息をふ~っとかけて)を家の中にいれてあげます。
その後…千秋は夢みごこちでピアノの音色で目が覚めました。
そのときのだめが弾いたピアノ曲が ベートーヴェンの「悲愴」第2楽章 です。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
目覚めた千秋、でもそこは自分の部屋ではなく、ハエもいるゴミだらけの部屋「野田めぐみ」の部屋だったのです!
(悲愴ソナタは哀切な曲調と美しい旋律で、ピアノソナタの最高峰といわれているベートーヴェンの名曲です。※哀切とは・・・哀れでもの悲しく胸がしめつけられるさま)
のだめカンタービレクラシック一覧の中でも、最も有名な曲じゃないでしょうか。そしてこれが一番最初に弾くピアノ曲でもあります。
悲しい曲なのにゴミ部屋でのシーンは、なんだかキラキラしてイメージが違った感じに見えました。
潔癖の千秋にとってはまったく素敵な出会いではないですけど、のだめのピアノはゴミの中でも歌うように輝いている名シーンですね。
その後も、のだめにからまれる日がつづきます。
ある日のだめのところから自分のベランダに、アリがたかったゴミ汁が流れているのに気づきいそいでのだめ部屋へ。日頃のうっぷんを晴らすかのように、のだめの汚部屋をそうじしまくりました。
(黒化したシチューやなぞのキノコがでてくるところもおもしろい)
そうじが終わりすっきりとキレイになった部屋で、のだめが「悲愴ソナタ」を弾いているのに気づきます。
「歌うように、カンタービレ」しながら弾くのだめのカンタービレに、おもしろいと心を打たれた名シーンで流れる曲でした。
2台のピアノのためのソナタ
千秋とのだめ連弾曲
のだめのピアノに興味をもちつつも、千秋にとってのだめはゴミ部屋の変なヤツにかわりはありません。
そんなときに谷岡先生(千秋とのだめの担当)から、2人で連弾をやってみよう!と提案されます。千秋は全くのり気はありませんでしたが、次第に指導魂に火がついてきます。
イライラしながらも「あわせてみせる」とのだめの自由な演奏によりそうようにシンクロしていきましたね。
その連弾の曲が モーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ」 です。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
練習するのにのだめ部屋におしかけて(自分がそうじして1週間しかたってないのに)散らかっている部屋にガックリとうなだれる千秋。
そして、ピアノ練習中にのだめの頭がくさいのに気づきます(4日洗わず)
犬のように無理やり頭を洗ってやるシ-ンもおもしろいですよね!
本番は身震いをかんじるほどのすごすぎる2人の演奏に、谷岡先生も引き気味に圧倒されました。
これを聞いているとシンクロする2人の映像と、のだめの「はぁ~好きです」の気持ちがよみがえってきてまるで自分もシンクロしているように感じました。
ヴァイオリンソナタ 春
のだめと同級生のロック大好きヴァイオリン科「峰龍太郎」の試験の曲です。
廊下でこけておにぎり落として泣いてるのだめと出会い、試験の演奏をのだめに頼みました。
のだめに出会って平凡ではないのだめの演奏に「最高のフィーリングだ!」と感動します。
でもけっきょくはのだめが本番熱がでてしまい「へたくそ」と言われてキライだった、千秋に演奏して合格をもらいます。
演奏の心地が最高によくて、千秋のことを一気にみなおしました。
そのとき弾いた曲が、ベートーベンの「ヴァイオリンソナタ第5番(春)」です。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
峰くんは大学にの裏にある「裏軒」という中華屋の息子ですね。仲良くなったのだめに無料の「裏軒」ごはんをごちそうしました。
のだめ「ぎゃぼー!むきゃー」
と喜びほおばるのだめを千秋が帰り道に見つけてしまいます。(千秋はのだめの為に夕食を考えようとしていた、しかし来ないとわかったので)
部屋で1人コンビニ弁当をたべながら、
「クソ!あの女」
「エサがもらえればどこだっていいんじゃないか!」
と怒ってイライラウーロン茶をかぶ飲みするところ…好きなシーンです。いわゆる、やきもちなんですが。
(ニャ~ンと性悪ネコのだめがひと鳴きするところもw)エサがあるときだけ、よってくるネコみたいなのだめがわたしは好きなのです。
アレグロバルバロ
ニナルッツ音楽祭のピアノ課題曲
千秋・のだめ・峰くん・ますみちゃんはシュトレーゼマン(ミルヒー)の推薦で夏休みにニナルッツ音楽祭に参加します。有名な先生に教えてもらう素晴らしい機会。
全国の猛者たちが参加する練習会で、峰くんとのだめは別の理由で落ち込んでいましたね。ますみちゃんがなぐさめてましたね。
その音楽祭のピアノ課題曲が、バルトークの「アレグロバルバロ」です。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
のだめももちろん練習会が(しかもニナルッツ本人と)あって、この課題曲をやるんですね。しかし、練習してなかった(忘れてたのか、知っててやらなかったのか)のだめは…
「Get out!」(出て行け)
とニナルッツに怒られました。以降、練習会には参加しません。でも最後にはイメージトレーニングだけで、激ムズの「アレグロバルバロ」を完成させるのです。
(おちこぼれの)峰くんとのだめは夜にも練習をがんばりますね。そんな峰くんにますみちゃんが
「頑張っているりゅうちゃんに、ジュース買ってあげましょ」と、外にでたときに自販機の横で練習しているのだめと目があいました。
(のだめの目がギラッ)
「ムキー!!」
となにかの怒りを?発散さるように引っかきますよね。この一連の流れがおもしろいシーンなんですよ。くり返し見ちゃうくらい。
音楽祭に参加した4人は猛者の中で、悲しみながらもそれぞれ成長していきましたね!
ラプソディ・イン・ブルー
マングースとSオケの曲
学園祭でSオケが演奏したガーシュインの曲です。
マングースの着ぐるみあり(のだめ)、喪服あり、ドレスあり(ますみちゃん)の伝説の演奏で大もりあがりしましたよね。
ピアノはピアニカで参加したり…楽器をもちあげたり見せる演奏で、お客さんもスタンディングで一体になってとても楽しそうでした。
千秋も「カッコイイじゃねーか!」と認めます。
それがガーシュインのラプソディ・イン・ブルーです。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
千秋の演奏とはちがう、ワクワクする感じ。こんなに楽しく演奏してた時期もあったなぁ、なんて思わせてくれるシーンです。
この後、単行本の漫画にはアニメにはない「リカちゃん先生の楽しいバイエル」という短編が載っています。
のだめの子供のころのピアノ教室のはなしで、なぜのだめが怖い先生のピアノレッスンが嫌なのか、のだめの子供時代を垣間みれる貴重な(?!)はなしでした。
漫画しかないので読んだことない人は、ぜひ見てみてくださいね!
ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番
学園祭のトリでAオケが演奏した曲です。
指揮シュトレーゼマン・ピアノ千秋真一でたくさんの人の心を動かした名演奏でしたね。のだめカンタービレの千秋と言えばこの曲、といわれるくらい印象深い曲でした。それがあの…
ラフマニノフのピアノ協奏曲第2番です!
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
ピアノの序章が鳥肌もんですよ。
これがきっかけで千秋は有名になってしまいます。シュトレーゼマンの弟子でなおかつ、ピアノ奏者「千秋雅之」の息子だということが世間に知れわたってしまうんですね。
それはケイコとマナブというクラシック専門誌の記者のこころを「なんて美しいラフマニノフ!」って感動させてしまったから。
のだめは千秋のラフマニノフを聞いてから、ピアノを弾かないといけない衝動にかられカスカスになるほどがむしゃらに練習しました。
千秋のようにコンツェルトを弾きたいと懇願するのだめに付きあい音楽室で、のだめと千秋が連弾でラフマニノフを弾きますね。
でも、それで本当にスッキリ満足するのだめ。
音楽に正面からむきあってないと、シュトレーゼマンに諭されそれでも自分の夢「幼稚園の先生」になることを千秋に言います。
こんなに(変わった演奏だけども)すごい弾けるのに上を目指さないのだめに、ショックを受けモヤモヤする千秋でした。それと同時に千秋も留学しないことに、まわりがヤキモキするんですよね。
交響曲第7番
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
Sオケで練習したときに演奏した曲です(ベートーヴェン作曲交響曲第7番)峰くんが初めてコンマスとして、千秋がシュトレーゼマンの代わりに指揮をふりましたね。
しかし千秋は、Sオケをまとめることができず…シュトレーゼマンにダメ出しをされた苦い曲でもあります。
R☆Sオーケストラで、千秋が指揮した最後の曲でもあります。指揮でも演奏しました。
あとはオープニングでも使われている曲で(4:22~)覚えている人も多いんじゃないでしょうか!
ペトルーシュカ
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
マラドーナ・ピアノ・コンクール本選でのだめが弾いた曲です。疲労困憊なのだめが直前に耳にした着メロのせいで、3分間クッキングのテーマ曲が混ざってしまったインパクトの強い曲ですね。
ストラヴィンスキーが作曲したバレエ音楽、ペトルーシュカ(ロシアの踊り)です。
聞いているこっちも、作ってるわたしも、頭がぐるぐるまわるような…奇々怪々な曲でした。
ピアノソナタ第16番 イ短調 第1楽章
マラドーナピアノコンクールの1次予選でのだめが弾いた、特徴あるはじまり方が耳にのこる曲が…
シューベルトのピアノソナタ第16番 イ短調 第1楽章です。
わたしは、のだめが弾いたピアノ曲の中でいちばん好きな曲です。
アニメでは「気難しいシューベルトとは中々仲良くなれません」とのだめが言っているので、得意分野の曲ではないのでしょうね。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
のだめのシューベルトで(審査員でおねむだった)オクレール先生の目がやっと覚めました。こころを動かされる生徒に出会えて目がくぎづけになっていましたね。
コンクールは残念な結果だったけど、ここでオクレール先生の目にとまったことでのだめの人生が大きく変化していきます。
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
短縮版は上の動画で↑↑
のだめがトラウマ後に、実家のピアノで弾いた曲です(短縮版)コンクールの曲で江藤先生の家に住み込みで猛練習しましたが、失敗と葛藤で弾くのが嫌になり実家に帰りましたね。嫌になってたピアノも時がたてば、やっぱり好きだと認識する。スッと体の中に入ってくる・・・そんな感じです♪
そのあと千秋は、実家に帰って音信不通ののだめに会いに福岡県まで行くんですね。河川敷のシーンはニヤけました。いいですねぇ~名シーン中の名シーンです。
のだめの実家で千秋が歓迎され一家のペースに巻き込まれて(エンディング映像で)ワチャワチャするところも何度見てもおもしろいです。
のだめカンタービレ【2期】巴里編のピアノ曲
のだめも千秋もフランスの行って、それぞれの道を模索しながら進んで行きます。激動の巴里編でのだめが弾いた曲や、印象深かった曲を動画にしてみました。ぜひ再生してみてくださいね。
きらきら星変奏曲
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
のだめの初リサイタル、サン・マロでのだめが弾いた曲がきらきら星変奏曲です。
モーツァルトファンの主の趣味で、モーツァルトに扮してやってましたね。
ノクターン
動画はYouTubeから提供され moja music が制作したオリジナルです
千秋が今あるパリの部屋から、引っ越しを考えていて…それをのだめに言うときに一緒にいた調律師の人が弾いていた曲です(ノクターン第2番)
のだめが弾いたわけじゃないですが素敵なので、載せています。
なんだかロマンチックな雰囲気に、おもわず弾いてしまった!というおちゃめな場面でした。こちらはとても有名な曲ですよね。
【まとめ】のだめカンタービレのクラシック曲はいい曲ばかり
のだめカンタービレの曲一覧を語るのにアニメを見返したんですが、やっぱり何度見てもおもしろいです。
だいぶ前に知ったアニメなのですが、定期的にのだめカンタービレは見たくなるんですよね。このブログにきたあなたも、きっとわたしと同じ”のだめファン”なのでしょう!
アニメは動きや音が付いてもちろん内容もおもしろいですよ、漫画は楽器とか繊細な絵でまじまじと見てしまいます。例え漫画で動かなくても、絵から音楽が聞こえてくるよう。
アニメはいろあせない!。動画も随時追加しているので、ブログもそれにあわせてどんどん追加していきますのでまたぜひ見にきてくださいね♪
他にも懐かしい曲たくさんUPしているので、ぜひチャンネルに遊びに来てください(^^)/
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